専攻科2年生 飯塚病院NICU見学
8月8日(木)、看護専攻科2年生が飯塚病院のNICUを見学させていただきました。
NICUに関する説明を担当の看護師さんから聞かせていただいた後に、直接NICUの赤ちゃんを見学し実際の看護や教科書で学ぶことのできない大切な心のケアなどを学んだようです。
貴重な体験をさせて頂き、ありがとうございました。
~生徒感想より~
今回NICU見学という教科書でしか学ぶことのできなかったものを実際に目で見て、学ぶことができました。まず、オリエンテーションでNICUには在胎38週未満、2300g未満、治療が必要な黄疸が出現している児などが対象者であることや、空調・室温・湿度・音や光環境などの環境調節、体温調節や呼吸、感染症予防、家族の心のケアなどの看護を行っているという事を学びました。また、ディベロップメンタルケアという看護を初めて知ったのですが、まだお腹の中にいる期間に生まれてしまったため、児の環境を子宮内に近づけるという看護にそのような方法があるんだと学びました。
実際にNICU見学では、ディブロップメンタルケアを見せて頂き、実際には囲い込みというものをしていたり、音や光をさえぎるためにカーテンのようなものをしているということを学びました。また、33週の児を実際に見学し、ミルクを口から接収することができないためチューブで2時間かけて行っていること、母乳を優先的に与えたいため、綿棒で母乳を口の中に塗っていることを学びました。~中略~ 今回NICUではミルクや抱っこできることが当たり前ではないという実習では学ぶことのできなかったことを学ぶことができました。今回、学んだことを看護師になった時に活かしていきたいと思います。今回は貴重な機会を与えて下さり、ありがとうございました。