高校3年生 臨地実習報告会
❀実習報告会の様子❀
各病院ごとに、実習の振りかえりと関わった事例を紹介しました。1.2年生は、発表内容や難しい専門用語、疾患名を交えた発表でしたが、真剣に耳を傾け必至に聞いていました。振りかえりの中で、患者様からの「ありがとう」「気持ちいいよ」という言葉に喜びを感じたり、患者様のADL拡大や日に日に症状が改善していく姿に、喜びと観察の楽しみを感じることが出来た生徒もいたようです。また、卒業生の働く姿に憧れと将来の自分の姿を重ねた生徒もおり、生徒の成長した様子に私自身喜びを感じました。いよいよ、高校生活も、後半年となりました。専攻科への進級に向けて準備をしていきましょう。実習お疲れさまでした♪
~看護エピソードより~
♡ パーキンソン病で、普段表情があまりない患者さんが、日中に傾眠傾向がみられた際とても笑っていた。初めて観察できた表情でとても驚いた。夢を見ていたらしく、その夢は、私がこけたという夢だった。楽しそうに話して下さる患者さんに、うれしい気持ちになった。
♡ 全身に疼痛がある患者様で、「痛い」「どうにかして」などの発言しかなく、表情もとてもきつそうだったが、温罨法とマッサージを行うことによって、会話が増え「外に行ってみたい」などの前向きな発言がみられ、表情が明るくなった。その患者様の変化がうれしかった。
~担任より一言~
3年の実習は、2年の実習と比べると、患者さんと密に接することができて様々な経験(思い)をしたと思います。今回の患者さんとの出会いは、一生の宝ものになると思います。5週間お疲れさまでした。