2024年11月29日

看護専攻科1年生　避難所運営ゲームHUGをしました

看護科ニュース

11月14日（木）、看護専攻科1年生が授業の一環で「避難所運営ゲーム HUG」をしました。
「避難所運営ゲーム HUG」は静岡県が開発した避難所運営を考える図上訓練です。
地震が発生し、避難所が開設されたという設定の下でグループ毎に避難所運営を疑似体験します。
初めての経験に生徒達は楽しそうにディスカッションを行いながら、一生懸命に避難所運営について考えていました。

～生徒感想より～
初めてHUGのゲームをしてみて、優先順位をつけて考えることが難しかったです。要配慮者をどこに設置するのか、身寄りがない高齢者や子供は別部屋に設置した方が良いのかなど考えることが多かったです。一度に2人や3人、ペットなど非難してくる人が押し寄せてきていたので、グループで協力して進めることが大事だと分かりました。ただ避難してくる人と捉えずに、その人1人1人の背景や状況を把握し、客観的に見ることが必要だと思いました。看護の実習でもグループで協力しながら患者さんへの援助を行わなければならないので、HUGは良い機会だと感じました。実際に地震が起こった場合には作戦会議をする間もなく避難者が来るので、平時の時からの予測が大事だと思いました。また、地震が起こった時は心のケアも大切となるため、避難者に寄り添えるような声掛けや関わり方をしたいです。授業や実習を通して知識や技術、コミュニケーション力を身につけていきたいと思いました。