看護専攻科1年生 「女性と赤ちゃんの栄養」講義
11月11日(月)、江崎グリコ株式会社様から奥本先生と池田先生のお二人にお越しいただき専攻科1年生へ講義を行っていただきました。
「女性と赤ちゃんの栄養」をテーマに、母体となる女性や乳幼児の栄養について講義が行われました。
今回の授業では前半で講義をして頂いた後、後半には先生によるミルク作りのデモンストレーションが行われました。
生徒達は講義で学んだことから赤ちゃんの栄養の重要性を感じたようで、実際に赤ちゃんのためにミルクを作ることに非常に興味を持っていました。
奥本先生、池田先生、貴重なお話をありがとうございました。
~生徒感想文より~
赤ちゃんが健康に育つためには若い頃からしっかりと栄養を摂り、健康を維持しておくことの重要性が分かりました。最近はやせている女性が多く、自分も痩せたいと思う事がありますが、ダイエットは月経痛に影響したり、骨粗鬆症や将来赤ちゃんができた時、低出生体重児のリスクがあったりするので無理にダイエットをせず、健康を考えた生活が大切だと思いました。妊娠する前から、バランスの良い食事を心がけ、鉄分や亜鉛、葉酸など不足しがちな栄養を摂り、妊娠した時に赤ちゃんが元気に成長できるよう若い頃から生活習慣を整えておこうと思いました。
赤ちゃんのミルクについては初めて勉強しました。ミルクにもたくさんの種類があり、赤ちゃんの状態に合わせて選ぶことが重要だという事を知りました。粉ミルクでは70℃のお湯を準備する必要があり、災害時に困るという事に初めて気づかされました。ミルクの確保だけでなく、ゴミのことまで考える必要があり、販売されている紙パックのミルクはすべてに配慮していてすごいなと思いました。
ミルクの作り方についても初めて知りました。熱いお湯でないとサカザキ菌が死滅しないこと、作り置きせず2時間以内に使用すること、作ったミルクは5℃以下で保管し24時間以内に使用すること、15分以上加熱せず、電子レンジも使用してはいけないということを学びました。赤ちゃんの安全を第一に考え、ミルクを準備することが大切だと分かりました。
今回学んだ事を忘れず、今後の生活を見直し、将来妊娠した時や周りの人が妊娠した時に活かせるようにしたいと思います。