ナイチンゲールの継灯式
10月21日(金)、「ナイチンゲール継灯式」が挙行されました。
今年度よりこれまで「戴帽式」の名称で実施しておりました式典が「ナイチンゲール継灯式」という名称に変更になりました。
近年、医療現場では看護師のキャップレス化が進み、ナースキャップは病気の感染源になりやすいとの理由で着用を廃止する医療施設が増えています。
本校でも高校から専攻科までナースキャップを着用せずに臨地実習を行っています。
その流れに伴い、今年度より「戴帽式」をキャップレスの式典へと変更し、近代看護の創設者として尊敬されているフローレンス・ナイチンゲールが、クリミヤ戦争の最中、野戦病院で傷つき苦しむ兵士たち一人ひとりを、小さなキャンドルの灯りを片手に、夜遅くまで看て回り献身的に看護を行った精神を引き継ぎ、看護学生としての誓いを立てる「ナイチンゲール継灯式」となりました。
当日のナイチンゲール継灯式では、看護科13期生一人ひとりがナイチンゲール像からキャンドルの灯りを厳かに受け継ぐことができました。
ナイチンゲールから受け継いだ灯りが継灯生の胸の中でいっそう赤々と燃え続け、看護師になるという夢を実現することを看護科職員一同応援しています。