学校法人 大和学園 大和青藍高等学校

看護科2年生 第1回 社会人講話

4月14日(木)、看護科2年生の「第1回 社会人講話」が行われました。第1回では直方市立図書館館長の野口 一夫先生にお越しいただき、先生お薦めの本を朗読していただき、生徒たちは楽しそうに耳を傾けていました。野口先生、貴重なお話をありがとうございました。



~生徒感想文より~
「なんもないねこ」を聞いて孤独には勝てないと思いました。「なにもないねこ」は、ずっと一人で寂しかったと思うけれど、最後皆に気付いてもらえたように、想い続ければ報われる日がいつかやってくると思いました。「なにもないねこ」の存在は心と一緒で目には見えないけれど感じることで伝わることだと思いました。
遠藤周作さんの「やさしい看護婦に手を握られて死にたい。」というのはとても印象に残りました。病気や治療に伴う痛みは緩和することはできないけれど、人の体温のぬくもりや優しさで心の痛みは緩和することができると知って、人間には何か不思議な力がありと思いました。「ただそばにいること」簡単なようで難しいような気もすると思いました。でも、「ただそばにいること」で人を救えることを私は知っています。だから、これからも私は人のそばに居続けたいと思いました。
「おおきくなるっていうことは」という絵本も印象に残っています。大きくなるということは小さなものが増えること。大きくなった私よりも、もっと大きい誰かがいること。「おおきくなるっていうことは」という本から成長し続けることができる無限大の可能性を見出すことができました。私ももっともっと大きくなって、自分の目標に少しでも近づけるように頑張っていこうと思いました。