第8回 修了証書授与式
3月6日(土)、春の気持ちの良い晴天の中、「第8回 修了証書授与式」が挙行され、8期生43名に修了証書が授与されました。
修了生のみなさん、ご卒業おめでとうございます。
4月からは社会人として新人ナースとしての生活が始まります。
人間性豊かなやさしくて素敵なナースとなれるよう看護科職員一同応援しています!
たくさんのお祝いの言葉、ありがとうございました。
修了式答辞より(一部抜粋)
寒さも和らぎ始め、花々の芽吹きが春の訪れを告げる今日の良き日に、私達、看護専攻科第八期生四十三名は旅立ちの時を迎えました。先日まで、福岡県の緊急事態宣言という大変な中、このような心温まる式典を挙行して下さり、誠にありがとうございます。
思い返せば五年前、大雨の入学式から私達の学校生活が始まりました。元気で明るく、行事では負けず嫌いで何事にも一生懸命な八期生と言われ楽しい学校生活を送って参りました。しかし、昨年から新型コロナウイルスの影響により何もかもが一変してしまいました。手洗いは勿論、マスクを常時着用しなければならず、友達と近くで楽しい会話ができなくなったりと、これまで当たり前に出来ていたことに制限が付くようになりました。買い物へ行けばレジの前にシートが張られ、出入口では必ず手指消毒をするという生活が当たり前となってしまいました。私たちの各論実習の前に、一回目の緊急事態宣言が発令されました。オンラインのやり取りや分散登校となり、このまま実習に行けなくなるのではないか、看護師国家試験は受けられるのだろうかと先が見えず、とても不安になりました。しかし、実習病院の方々は、私達が看護師になっても困らないようにとご尽力くださり、その気持ちに答えるべく、まず目の前のやるべき事をやっていかなければならないと感じました。動揺している私達に、先生方は「何も心配しなくても大丈夫」と言ってくださいました。私たち八期生は周りの方々の応援があって、コロナ禍でも勉強や実習を乗り越え、看護師国家試験を受験することが出来たと思います。
私たちは、これから辛い苦しい時があると思います。そのような時は五年間共に頑張った仲間と研心館で過ごした日々を思い出し、次のステージへ向かいたいと思います。最後になりましたが、私たちの幸せを一番に願い、いつも側で見守ってくれた保護者の皆様に心から御礼申し上げ ます。私たちは4月から新人ナースとしてこれからも学び続け、大和青藍高等学校の 「愛 感謝 奉仕」の建学の精神を忘れることなく、看護の倫理観を使命として歩んで いくことをお約束し、答辞といたします。