ドリームピック in 韓国
12月21日(土)から12月25日(水)までの5日間、普通科の目玉企画であるドリームピック海外研修が行われました。場所は、韓国のソウルです。
今回選考された2年3組 熊本さんには「ある夢」があります。その夢とは、
「日本と韓国をつなぐ懸け橋のような人になり、両国の交流をより深めたい!」
というものです。政治における日韓関係の悪化が、昨今よく取りざたされますが、韓国の人たちは実際に日本のことをどのように思っているのか、自分の目で見て、耳で聞き、肌で感じたい、と強く思ったそうです。
夢実現の旅が始まり、訪れた観光スポットの「景福宮(キョンボックン)」は、かつての王朝の跡地があった場所です。伝統衣装の「チマチョゴリ」をレンタルして、当時にタイムスリップしたような体験をすることが出来ました。その他さまざまな観光地を周り、韓国の歴史と文化を知りました。独学の韓国語も上手に話せていて、素晴らしかったです。
また、本校の姉妹校である「ソウル観光高校」の生徒と合流し、ホームステイを体験しました。一緒に登校し、学校見学をしましたが、日本との違いにただただ驚き…!文化祭にも参加し、さまざまな活動を共に楽しみ、深く交流することができました。ホームステイ先で過ごす日々はワクワクと驚きの連続で、あまりにも楽しすぎる生活だったそうです。日本のお土産をたくさん渡したのですが、その中でも、浴衣をプレゼントしてあげたときには、とても喜んでくださったとのことでした。
「韓国の人たちは皆とても優しくて、日本人である私に心を開いてくれたのが嬉しかった」と思ったそうです。また、皆日本語が上手で驚いたり、自分の韓国語で現地の人たちと話せて嬉しかったり…と、たくさんの思い出も出来たと語っていました。
今回の訪問を通して、民間レベルの交流の垣根は、メディアで騒がれているほどないということを実感した熊本さん。この貴重な経験を今後の学校生活にも生かし、異文化交流の素晴らしさをたくさんの人に広めていけるような人になってほしいです。