3年生専門(イタリアン)
1学期最後の3年生専門調理実習は『トラットリア ジラソーレ』の原田先生による、真鯛のアクアパッツアとチョコレートムースでした。
アクアパッツァはイタリア語で「acqua pazza」と記します。acqua(アクア)は「水」、pazza(パッツァ)は「暴れる」や「狂った」の意味。
アクアパッツァの始まりは、ナポリの漁師たちが売れ残った魚でスープを作ったのが由来とされていて、いわゆる「漁師飯」のひとつ。船上で調理したため、少ない材料で作るシンプルなものだったといわれています。
(船上で作られていたため、鍋が大きく揺れることや熱した油に水を注ぐ様子から名付けられたと考えられています。)
アクアパッツァは、イタリア南部・ナポリ地方の郷土料理で、オリーブオイルで炒めて旨みを引き出した魚介類を水やトマト、白ワインなどで煮込んで作ります。主にオリーブ、あさりやムール貝などの具材を使うことが多いそうです。
オリーブオイルで真鯛の皮を焼いて旨味を出しています。
調理実習の忙しい中でもカメラを向けると自然にポーズをとってくれます。
真鯛やあさりからの旨味がしっかりと出ていて美味しかったです。
チョコレートムースもオレンジのソースの酸味と相まって美味しかったです。