学校法人 大和学園 大和青藍高等学校

校外実習報告3年山本祐也(岡垣中出身)

こんにちは、調理科3年生の山本祐也(岡垣中出身)です。
私は5日間,福岡市中央区にある「Restrant Kazu」にて実習をさせていただきました。



まず、実習に行くにあたって「どのような視点で日々営業しているのか、現場での厳しさや所作言動を学ぶ」を目標に実習に臨みました。
実習で体験させていただいた内容は、賄いの食材の準備、お店の掃除や洗い物の他実際に夜の営業まで見せていただきました。



私が特に苦労した点は
①「物事を考えて動く」
洗い物や掃除などの単純な作業を限られたスペースでいかに丁寧でかつ迅速に終わらせれるのかを考え、行動に移すのがとても難しかったです。
②「周りをよく見る」
探していた物が以外と近くにあったり、周りを見ての気の利いた行動をとることが難しく、上手く行動することが出来ませんでした。
また、実際に夜の営業を見させていただいて、お客様への気遣いがとてもすごく、1つ1つに心からの感謝と最大限のおもてなしの心を感じました。



こちらは、アミューズ(口のお楽しみ)の次に出てくる料理で、アミューズを出している間にサーモンをアラミニッツ(瞬間的に)で燻製にし、なるべく香りの良い状態で料理をお出ししています。



こちらは、グラニテ(口直しのシャーベット状の氷菓)のオリーブオイルのシャーベットです。
実際に食べさせていただいて、味はさっぱりとしており、でも口の中にオリーブオイルの香りが広がる甘い味わいでとても美味しかったです。



その他、コースの写真を撮らせていただきました。




こちらは、空豆のパンです。こちらも実際に食べさせていただきました。中にも空豆が入っており、空豆の風味が口全体に広がってとても美味しかったです。



実習を終えて、想像していた以上に頭を使うことが多く、1つのことに手一杯になるのではなく、周りを見通して全てのことに気を使うことがこんなにも大切なのだと感じました。
「元気な挨拶や素直さ」はもちろんのこと、「身なりや所作」によってそれがお店や自分自身への評価へ繋がることも学ばせていただきました。
沢山学んだことをこれからの調理実習や普段の学校生活に活かしていきます。
実習を受け入れてくださった「restaurant kazu」の皆様5日間本当にありがとうございました。